キャッシュレス還元制度にも慣れてきたこの頃、普段使っていたクレジットカードやPayPay、楽天ペイ、LINEペイなどによるスマホ決済も定着化してきたように思われます。
最近は更にFamiPayやau PAY、d払いなども高額還元のキャンペーンが多く見受けられるようになってきたため、スマホ決済はどんどん定着化が進むとともに、スマホ決済業界の生き残りをかけた競争が更に熾烈化してきました。
今後キャッシュレス決済はどのようになっていくのでしょうか。
キャッシュレス決済の今後
キャッシュレス決済の今後を考える際に忘れてはならないことは、キャッシュレス決済に伴うポイント還元制度は2020年6月には終わりを迎えてしまうということです。
2020年6月以降も、現在のように今後もキッシュレス支払いの流れが続くのか、国や企業がキャッシュレス支払いを維持するために対策を打つのか、はたまた還元がなければ現金払いに戻ってしまうのか、今後の展開に注目が集まることが予想されます。
ただ、とはいえ、キャッシュレス決済のポイント還元制度は終わりまで時間はまだまだあります。還元を受けられるものは漏れなくもらっておきたいものなので、お得な情報は常に収集することが大切になります。
JRE POINT(Suica)の登録は必須
2020年10月にキャッシュレス決済に伴うポイント還元制度が始まった際に、CMや駅などの掲示などによってひときわ注目を集めたのが「JRE POINT」でした。
ここ最近のキャッシュレス決済の注目は、どのキャッシュレス決済がキャンペーンを始めた、どこのお店がキャッシュレス決済を始めたということばかりが注目を集めていたので、当時に比べてJRE POINTのインパクトが薄くなってきた感があります。
今ではキャッシュレス決済に慣れてきている方でも、2020年10月当時のキャッシュレス還元制度が始まったばかりの時には、まだいろいろと疑心暗鬼であった方も少なくなく、JRE POINTの登録を済ませていない方も多くいるのではないでしょうか?
登録のメリットの詳細は他に様々な専門ページがあるので省略しますが、鉄道利用にもポイントがつく、エキナカや駅ビルでSuicaやJREカードで支払いをするとポイントが多く付与されるなどあるので、JRの電車やJRのエキナカや駅ビルを利用する方でまだ登録していない方は必ず登録しておいた方がよいです。
再びJRE POINTに注目が集まる可能性も
上にも記したように、2020年6月以降のキャッシュレス業界の今後の展望は不透明です。もしかしたらキャッシュレス決済は一時のブームで廃れてしまい、従来の現金払いが主流で、クレジット払い・Suicaなどの電子マネー払いに戻ってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
そうなった場合、ポイント還元に慣れてしまった以上、ポイント還元についてはメリットがない現金払いに完全に戻ってしまうことは考えにくく、ただ、クレジット払いも手間がかかるので主流にはなりにくいのではないかと考えられます。
現在は、Suicaで支払うメリットが他の手段と比べて大きくないためPayPayなどに押されていますが、今後PayPayなどの還元メリットが薄れてきた際に、Suica決済によるポイントアップやポイント付与の対象店舗拡大などの囲い込みが始まった場合にはSuica決済がまた注目を浴びて主流になる可能性もあるかもしれません。